この記事は、HERPさん主催の オープンな採用〜実はうちって〇〇なんです〜 Advent Calendar 2021 7日目の記事です。7日目にしてトップバッター頑張りたいと思います💪
2015年6月からペパボの人事部に異動し、採用に関わって7年目になります。2020年の秋頃から中途のエンジニア採用に関わるようになり、約1年が経ちました。
今回のAdvent Calendarでは「オープンな採用」がテーマです。「自社のやりたいことや課題・組織文化・どのような人間がいるかなど企業の内情をオープンにすること(=オープンな採用(言い換えると、飾る採用ではなく、さらけ出す採用)」を行うために、やめたことを紹介しようと思います。
採用担当の私が、課題ややりたいことを話すことをやめた
新卒採用を担当していた頃は、面談などにエンジニアの方と一緒に参加し、候補者の方からの質問に回答する機会が多かったように思います。
しかし、中途のエンジニア採用担当になってから極力面談には参加せず、エンジニアの方にお任せするように意識しています。
なぜかというと、候補者の方が知りたい粒度での課題ややりたいことは、私では話せないと感じたからです。
新卒採用では、現場に配属されるまで1年半から2年近く時間があくため、今の課題を話すこともありますが、どちらかと言えば中長期での課題や方針の話をすることが多かったです。また2年後世の中や技術トレンドがどうなっているのか不確実な部分があるため、変わりゆく課題より、ペパボが大切にしている文化や考え方に魅力を感じてもらうように意識をして、エンジニアの方と協力しながら面談していました。
しかし中途採用では、面談から入社まで早くて1ヶ月、半年以内には入社される方がほとんどだと感じています。また転職する理由は皆さん様々ですが「これまでの経験を生かして働けるのか」といった点は皆さんどこかで意識すると思います。
そう言った質問に採用担当の私が答えるより、現場で働くエンジニアが回答した方がいいと思い、お任せしています。またペパボは、10を超えるサービスを提供しており、それぞれターゲットや顧客、サービスフェーズが違うというのも大きいと思います。
採用担当がやるべきは、エンジニアといいチームを作ること
中途採用は特に現場エンジニアの協力が必要不可欠だとこの1年で強く思うようになりました。互いに協力し合い、採用を成功させるためには「いいチームを作ること」が大切だと思ってやっています。
具体的に「いいチーム」を作るために、意識していることは下記です。
- 技術について勉強したり、実際に自分もコードを書いてみて、少しでも仕事の理解を深める
- 困ったときはお互い様なので、イベント運営やスポンサーなどのエンジニアがやりたいと思っていて、私にできることは積極的に協力する
- エンジニアが集まる場に自分も参加して、チーム意識を持つ
- 同じ目標を持って、採用活動を行えるよう、定期的にmtgなどを行いすり合わせを行う
これについては別でもっと詳しく紹介したいですが、高校生の時、そこそこ強くて厳しい男子バスケットボール部のマネージャーをしていて、その時に意識していたとこと似ている気がします。
それぞれの役割を意識して目標に向かってやっていくぞと思っています。
ペパボのエンジニア採用について知れるコンテンツ
「オープンな採用」ということで、実際にエンジニアメンバーに各部署の課題や魅力を執筆いただいたブログがあるので、ペパボの課題やサービスの魅力についてはぜひこちらをご覧いただいけると嬉しいです!
会社説明資料もあるので、こちらもぜひ!