社内外のエンジニアニュースのキャッチアップを頑張っている話

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これは 技術広報 Advent Calendar 2023 6日目の記事です✌️

こんにちは、マネーフォワードでエンジニア採用広報として働き始めて1年がたちました!🎉今年はカンファレンスでのブース運営などはもちろん、テックブログの運用や取材提案、イベント登壇やSNS運用など昨年のふりかえりをもとに様々なチャレンジができました。いつもサポートしてくれるマネフォのみなさん、イベントなどでご一緒する技術広報界隈のみなさま、ありがとうございます。

さて、今回は社内外のエンジニアの取り組みやニュースのキャッチアップについて書こうと思います。

課題:社内外のエンジニアニュースがわからない

課題①:「社内のエンジニアが取り組んでいること」がわからない

約10年勤めた会社の採用担当から、エンジニア採用広報になったわけですが、社内の取り組みを発信するにしろ、社内でどんなことに取りんでいるのかを網羅的にキャッチアップすることができず悩んでいました。

採用担当だった頃は、現場エンジニアと採用要件のすり合わせや、スカウト業務、面接など、密に対面で話を聞くことが多かったと思います。

しかし転職後、役割だけでなくエンジニア組織の規模感が大きくなり、Slackでのコミュニケーションの取り方も変わり、身近なメンバーが発信する情報しかキャッチアップできずにいました。

課題②:「エンジニアが注目しているニュース」がわからない

これまでは採用担当として「自社に興味をもってもらい応募をしてもらう」ための広報活動をしていましたが、今は採用広報として「認知してもらい興味をもってもらう」広報へとミッションが変わりました。

例えばインタビューでも、「スカウトメッセージに添えるためのインタビュー」から「興味を持ってもらうための話題性のあるニュースに関連したインタビュー」というように、これまでとは違ったインタビューも行うようになりました。

が、そもそも「エンジニアが注目しているニュース」がわからず、はてブを読んでみたり、人々のXを眺めてみたりと、自分なりに努力はするものの続かず、悩んでいました。

現時点での解決策:まずは情報の可視化、そしてしっかり読む。

限られた時間の中で、数ある情報の中から良いニュースを見つけるために必要なことは、今キャッチアップしなければいけない情報はなにかを見つけることだと思います。そのために今調べき情報を知るために情報を可視化し、そこからヒアリングを行いアイデアを考えることにしました。

やったこと①:テックブログの執筆者の可視化

社内のエンジニアの取り組みを知る方法はいくつかあると思うのですが、まず自社のテックブログをしっかり読むというが大事だと考えました。

読むのと同時に、テックブログの執筆者をリストアップしてみることにしました。マネーフォワードでは年間100件を超える記事が投稿されています。(すごい)

詳しく調べると、なんとなく感じてはいましたが投稿している部署には偏りがありました。そこから投稿の少ない部署には、ブログ執筆や社内イベントでの登壇の打診を行い、また定期的にブログを書いてくれている部署には、Webメディア等への寄稿記事の企画検討なども一緒に行いました。

やったこと②:プレスリリースの見える化

投稿の少ない部署に打診する際、ただ「記事を書いてください」とお願いするだけではあまりにも雑すぎですよね。そこでプレスリリースの内容を元に、その機能開発に関する話を切り口に打診やヒアリングを行いました。

何か1つ切り口があるとヒアリングもスムーズです。「リリースとしては大きいけれど、機能開発としては、そこまで大きくない。今はこんなことにも取り組んでいるんですよ」と言ったように、話が広がったいきました。

上記と合わせ、プレスリリースをチームのSlackチャンネルに流し見える化も行いました。マネーフォワードには50を超えるプロダクトがあるのですが、これにより主要なリリースは見落としにくくなったと感じています。

やったこと③:リリースイベントの可視化

社外の情報のキャッチアップには、リリースイベントの可視化を行いました。

日々世の中の流れを読んでニュースを集めることももちろん大事なのですが「リリース」という、大きなニュースをしっかり落とさないというのも大事だと考えました。

例えばRubyであれば、毎年12月に新しいバージョンのリリースがありますね。そこに向けてイベントを企画したり、発表された情報をしっかりとキャッチアップできるように、Google I/Oは5月、WWDCは6月、のような感じでリストアップしました。

この辺りはもっと精度を上げてやっていきたいなーと思っています。

やったこと④:媒体主催のイベントをしっかり読む

connpassでも集客を集めているイベントのタイトルだけでなく、概要もしっかり読み込むようにしました。また媒体主催のイベントは、自社がPRが目的というよりは、エンジニアの方が興味を持つテーマでイベントを企画されていることが多くおすすめです。

(Findyさんのイベントページの概要、とても丁寧でいつも助かっています。ありがとうございます。)

まとめ

本当は誰もが知らない社内の良い取り組みをすごい方法で見つけ出したり、次に来るすごいエンジニアニュースを誰よりも早くキャッチアップして、企画に落とし込んでみたいものですが、まずはできることからコツコツとやっていくのが大事、というお気持ちです。笑

みなさんも良いナレッジがあれば、ぜひ教えてください!

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